【2017ss】ドメスティックブランドコレクションまとめ
雪が降るなどアウター類が必須な気候ですが、それはそれ、ファッション界隈ではアロハな季節です。そう2017ssのコレクションが続々と発表されているのです!!
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いやいや寒いですわ……短パンにタンクトップなんて近所の小学生も震えるレベル。真冬で短パンは駅伝選手のユニフォームみたいなものですよ。
それでも、それでも!!!暑いときに見る冬物より寒いときに見る夏物のほうがいい気がします……。
さて、文句を言っても始まりませんので気を取り直しまして、今回はドメブラ (国内ブランド) に絞って2017ssコレクションを紹介したいと思います。
1. LAD MUSICIAN
モードの窓からこんにちは、LAD MUSICIAN [ラッドミュージシャン] です。
このブランドは黒や白といった無彩色のものや、ガリガリに細いアイテムが多いのが特徴です。しかし2016AWくらいからはトレンドをおさえてか、緩めのアイテム(主にパンツ類)が多くなりました。
今期のラッドを象徴するルックがこちら。
https://www.fashion-press.net/collections/gallery/27508/475229
従来のカチッとしたラッドのデザインに流行りのエッセンスが入っている一枚です。
数年前からよく見られるようになったレイヤード (主に丈の長さの異なる重ね着の意味) や、ワイドパンツが用いられています。
https://www.fashion-press.net/collections/gallery/27508/475245
さらにビッグシルエット、ドロップショルダー、ロング袖、フレアパンツという流行てんこ盛りなルックもあります。トップスかわいい。
2. URU
なんだかんだ目が離せないブランドが URU [ウル] です。
ゆるやかなアイテムが中心で、世の流れにマッチしたためか最近よく見ます。
個人的に2017SSは「おっ?」となるブランドが少ない中でこのブランドはやってくれました。
ペールトーン (淡い色) の多用です。
シルエットはゆるめで安定していますが
色合いがさわやかすぎます。
まるで炭焼きレストランさわやかのハンバーグのよう。
http://www.carsensor.net/contents/editor/category_1588/_30059.html
足元に見られるのはなんでしょうね。
エスパドリーユ×スリッパ?
全ルックでこれを履いているので推しているのかもしれません。
https://www.fashion-press.net/collections/gallery/26926/466743
なお、淡い色合いは輪郭がぼやけますのでイケメン限定です^^;
僕には到底着ることはできません^^;
3. Nehanne MIHARA YASUHIRO
2017ssから登場したブランドを紹介します。
Nehanne MIHARA YASUHIRO [ネハン ミハラヤスヒロ] です。
””日本人である私たち自身が日本の歴史、日本の伝統を学び、再認識することを大切にしたいという考えのもと、2012年秋には、京都・西陣の老舗《細尾》とのコラボレーションが実現しました。
そして、今回、縄文時代より日本人の生活に馴染み深い「大麻布」を取り入れた新コレクション《Nehanne(涅槃) MIHARA YASUHIRO》が完成しました。古来ファブリックと現代ストリートカルチャーの融合が織りなす新しいスタイルを提案します。””
だそうな。
「大麻布」を調べたところ、どうも通常の衣服に用いられる素材の「麻」とは異なるようです。古くから様々な用途 (漁の網、弓の糸、髪留めの紐) に用いられてきた大麻ですが、木綿などの台頭によって現在生産が大幅に落ち込んでおり、また大麻布の生産者は10人程度となっています (『大麻布 | 古代織産地連絡会公式サイト』より)。
日本古来の繊維×ストリートカルチャー
という考えが生み出したコレクションがこちら。
ネハン (涅槃) というだけあって何か仏教的な雰囲気が醸し出されている気がします。白と黒のみを用いた質素で落ち着いたコレクションです。渋い!
https://www.fashion-press.net/collections/gallery/26772/463988
話はそれますが、この石川五右衛門スタイルのモデルさん、たしかヨウジヤマモトをよく着ていたような気がします。
またつまらぬ物を着てしまった……
4. UNDERCOVER
90年代から不動の地位を獲得した UNDERCOVER [アンダーカバー] 。
ストリートでよく見るのは U のロゴが入ったアイテム。というかわかりやすくアンカバです。
アンカバは根底にあるロックの精神は持ちつつも、毎度テイストが変わっているような気がする面白いブランドです。今期は全体的にゆったりとしながら、アースカラーを用いたミリタリーなルックが見られました。
中にはビビッドなカラーを使った独特なスタイルも提案しています。
スーツスタイルにナイロンコートはあまり見ないような…!
そして足元は靴下×サンダル。この合わせはいつまで続くのか……
https://www.fashion-press.net/collections/6376
5. ISSEY MIYAKE
僕のブログにたびたび登場しますこちら、ISSEY MIYAKE [イッセイミヤケ] 。
今期も日本代表の一角としてコレクションを彩ってくれました。
やはり目立つのは鮮やかな色です。
僕の語彙では表せない民族的な模様を全面にあしらったアイテムは秋冬/春夏関係なしに出ていますが、今季もこのような柄が登場。正直申しまして今までこんなに派手な人をお目にかかったことはないのですが、この世界のどこかにいるのでしょう。きっと赤い糸でかたく結ばれているはずです。どこにいても同じ空の下にいるから。
ことコレクションにおいてはこのような個性的な柄が打ち出されているように感じ、とっつきにくいんじゃないかと思われる方もいらっしゃるかとは思いますが、店舗にディスプレイされる物はその限りではありません。スタンダードなスーツやニット、靴が並んでいて、より手を出しやすいラインナップとなっていますのでご心配なきよう。
以上になります
以上、5ブランドでした!
個人的にいいなと思ったのはURU とISSEY MIYAKEですね、チェックチェック。
まだまだ秋冬物を買う方も多いでしょうが、ちょっと先を見てみるのもいいかもしれませんね。
おわりに
「勇者ヨシヒコ」見てます。
くだらないですねーいやーくだらないですねー。
ムロツヨシ面白すぎか。顔見ただけで笑っちゃうもの。
「新しい呪文を、覚えたヨ」